130 マンガ

2010年12月23日 (木)

【書評】よつばと! 10 (電撃コミックス) 著者:あずまきよひこ


よつばと! 10 読了◎。いやもうホントに今更説明の必要はないとは思いますが、念のために書いておくと、小岩井よつば(5歳、おんなのこ)のわくわくする毎日を描く、いろんな意味で、とてもクオリティの高いマンガです。

第63話 よつばとあそぶ
第64話 よつばとホットケーキ
第65話 よつばとジャンボ
第66話 よつばとでんきや
第67話 よつばとかでん
第68話 よつばとうそ
第69話 よつばとさいかい

発売前から我が家では話題になってたんだ。誰が買うのか(オレか?上の息子か?下の息子か?ヨメさんか?)、どういう順番で廻すのか。前回あやうくダブって買いそうになったからな。今回も結局発売日にオレが買って、下の息子⇒上の息子⇒ヨメさんと廻り、勢い余ってヨメさんの友達にも廻り、やっと今日戻ってきた。おいおい。一ヶ月近く経ってるじゃねーか。書評をアップするのが遅れたのはそういう訳です。

と言っても、ま、いやー相変わらずいいよねー。で終わりなんですけどねえ。絵は描き込みが凄いし、絶妙な間(ま)の取り方は気持ちいいし、エピソードはいい感じにリアルだしね。やっぱりくり返しくり返し読んでしまうなあ。

10巻ではとーちゃんの出番が多いね。ちゃんと教育している、躾をしている、ってお話が前面に出てて。ホットケーキの回の対応とか、うその回の対応とか、いやたいしたもんだ。なかなか出来ることではないですよ。とーちゃんのこの育て方があってよつばのこの性格が出来た、ってのがよくわかる。この自然体で泰然とした感じに憧れるぜ。と思わせる人物造形の妙だよね。つくづく、いいマンガだ。

そういえば「よつばとひめくり2011」の申し込み用紙が入っていたな。どうしようかなあ。月めくりは、写真とのコラボっでトコが、ちょっと違う気がするんでウチではつかってないんだが、日めくりは魅力かも。でもなんでスクールカレンダー(4月始まり)なんだよ?1月からだったら間違いなく買ってたのに。もう。どうしようかなあ。

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2009年11月28日 (土)

【書評】トルコで私も考えた2 著者:高橋由佳利

トルコで私も考えた2読了○。高橋由佳利といえば、”りぼん”の看板漫画家だったあの高橋由佳利?そうです。あの高橋由佳利先生です。ってゆーか、”りぼん”云々はわれわれ40代おたくには常識ですが(いやそうでもないか?)、今や本作”トルコで私も考えた”の方が代表作かも。

旅行で訪れたトルコが肌に合い、長期滞在してトルコの変なトコ、面白いトコを紹介するうちに、とうとうトルコ人の男性と結婚し、向こうに住み始めた著者。第2巻では出産のため関西の実家へ。子供が産まれます。

エッセイマンガとゆーか、身辺雑記マンガとゆーか、旅行記マンガとゆーか、国際結婚ネタマンガとゆーか、ジャンルとしてはそういう、ストーリーマンガでない、日記マンガ的なトコに分類されるんだと思いますが、完成度の高さはピカ一です。さすが。

ダンナであるトルコ人T君とのなれそめのエピソードとかは殆ど出てこない。サラっと流す。そして日常生活の”トルコ的”側面が露わになるアクシデントの報告が、面白いんだよなー。

対象に対する距離のとり方が絶妙なんですよ。ちょーっと天然の入った作者のキャラと、みみょーに人懐っこいトルコ人のキャラが織り成す、変なエピソードの数々。トルコの習俗、習慣、常識、等々のご紹介。日本とのあまりの違いに仰天しつつ、でも何故か懐かしい感じもするんだよね。トルコの紹介本としてはこれ以上ない、って感じ。好感度120%。実際この本読むとトルコに行ってみたくなるよなー。いつ行こうか。やっぱ定年後?気が遠くなるな。ってゆーかトルコも変わってってるから、それじゃ間に合わない?

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【書評】よつばと!9 著者:あずまきよひこ

よつばと!9読了◎。よつばと!の第9巻。日本にはもうあんまりいないとは思うが、知らない人、読んでない人のために念のために説明しておくと、むちゃくちゃ元気のいい、無敵の5歳児”こいわいよつば”(おんなのこ)の日常生活を描いたマンガです。

第56話 よつばとよてい
第57話 よつばとジュラルミン
第58話 よつばとコーヒー
第59話 よつばとやきにく
第60話 よつばとらいきゃく
第61話 よつばとききゅう
第62話 よつばとそら 

全7話を収める。

おなじみ、よつばと!の9巻が出た!11月27日発売!ってんで会社の帰りに本屋に寄って、買おうとしたらレジの前で虫が知らせた。ケータイで家に電話し たら上の息子が出て、オレ「よつばと!の9巻買った?」息子「買った」という(オタク)親子の会話があり、寸前でダブって買わずにすんだ。よかったよかった。しかし 発売日に速攻で買うなんざ、受験生(大学受験)とは思えんな。大丈夫なのかおい?

9巻、季節は秋。相変わらず絶好調のよつばだー。いいねえ。ホント、よつばと!読んでると幸せな気持ちになれるなー。とーちゃんのキャラが好きだ。ウチの子供達も繰り返し繰り返し読んでまーた”よつばとごっこ”でもして遊ぶんですかねー?平和だ。受験生なのにねえ(しつこい)。

自在のカメラワーク、リアルでありながらかわいいという独特の絵柄、個性的な登場人物、奇妙な”間” と”呼吸”のユーモア、日常の中にある新鮮な驚きの発見。実はこれ、マンガの新しい可能性を開いた、後世に残る名作だと思います。何度でも繰り返し繰り返し読みたくなる不思議な魅力に溢れています。未読の方、是非是非一読をお奨めします。

<追記>
さっき、家族4人で晩御飯食べたんですが。案の定、よつばネタのオンパレードでした。いきなり「んじゃおつかれー」「乾杯の音頭は** (下の息子の名前)さんにおねがいします」(下の息子立って)「はっけよーい・・・」(!)「のこった!!」から始まって、ね・・・。平和だ。受験生・・・なのか、ホントに?

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2009年3月24日 (火)

【書評】ツレがうつになりまして。 著者:細川貂々

ツレがうつになりまして。読了○。題名どおり、ツレ(夫)がうつ病になった日々をまんがで綴る。まんがまんがしない作風と変に深刻にならない語り口がいいっす。愛ですね。

うつ病、ねー。アレは大変です。実は私も大阪にいるときに一度なりました。つーか、今40歳近辺でおたく系で、間違って普通の会社に入ってしまった人は、んでもってその会社の業績がいまひとつ、という人は、大抵なっているのではないかしらん。程度の軽重はあるでしょうけど。おたくの適応戦略、については別の機会に。

私の場合、会社はぎりぎり休まずになんとか凌ぎましたが、あの世界が灰色の感じとか、言ってることやってることとはまったく関係のない意味もなく暗いイメージがアタマを占領する感じとか、精神年齢が母親のあとおいをする3歳児くらいに戻る感じとか、表情がなくなって顔の筋肉が死んで顔の皮膚を支えきれない感じとか。覚えてますよぉ。

ヨメさんがしっかりした人でなかったら、やばかった。おたく系男子の婚活支援サイトを考える 、という動機のひとつにこの体験もあるかな。セーフティネットとしての家族をつくることをサポートする、これは意味があるものね。オレ、定年になってからの社会貢献はこっち方向にしようかな・・・。

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2009年3月23日 (月)

【書評】マンガ家のひみつ 著者:とり・みき

マンガ家のひみつ読了○。自身もマンガ家のとり・みき と、彼が選んだ現役マンガ家の対談集。登場するのはゆうきまさみ、しりあがり寿、永野のりこ、青木光恵、唐沢なをき、吉田戦車、江口寿史、永井豪、吾妻ひでお、の9人。永野のりこさんだけ、読んだことなかった。後はよーく知ってる方たちなので楽しく興味深く読めた。発行は1997年、つーと12年前か。なんで今頃読んでるんだよ、というツッコミはナシでお願いします。

マンガ家へのインタビューって、なんだかんだ言ってもある種の珍獣を見るような目線が混じるじゃないですか。この本にはそれはないです。人選の明らかな偏りと、同業であるお互いへのリスペクトが感じられる点が、普通のインタビュー記事にはない一種独特のノリを生んでいます。いい本です。

直接この本とは関係ないんだけど、るんるんカンパニー 、なつかしーなー。昔なんだかすげえ好きで、繰り返し繰り返し読んだなあ。何度読んでも何度読んでも笑える、というのはすごいことです。10数年前に一度出来心でマンガを大量に処分したんで、今手許にない。これでまた古本屋に行く目的が出来た。よかったよかった。

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2009年3月22日 (日)

【書評】理系の人々 著者:よしたに

理系の人々読了○。題名どおり、理系の人々の行動を観察した四コママンガ。思い当たりまくりで苦笑い。

・・・まあしかし173pで大半が4コマで1ネタ1ページとしてネタが最大173個程度はあるわけで、しかも厳密にまったく同じ状況でなく「類似の」行動も認知の上では「思い当たる」対象になるだろう。そもそもこの本を手に取った時点で理系の行動に対するある種の感情的なバイアスが掛かっていた可能性が高いわけで、所謂ヒューリスティクスだな。そう考えると思い当たることがあってもそれほど不思議ではない。・・・というのはウケ狙いで書いてみましたが、これじゃただの理屈っぽいヤなヤツですね。すんませんハズしました。ごめんなさい。理系の奥はもっと深いです。

食卓に置いといたらウチの上の息子がいつの間にか読んで、「あれ、面白かった」と。自分も含めて身の回りにいるのがああゆうタイプばっかりだという。上の息子は新大久保のK高校。そうなんだよなー。進学校はそういう子が多いからそれで通じると思って大きくなっちゃうんだよねー。でも社会に出たらそうじゃないんだよー。そういう人間は少数派なんだよー。白い目で見られて遠巻きにされるんだよー。迫害されるんだよー。と、脅しておく。

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2009年1月 6日 (火)

【書評】「毎日かあさん5 黒潮家族編」 著者:西原理恵子

毎日かあさん5黒潮家族編読了◎。鴨志田さんが逝っちゃって、てっきりあれが最終回だと思ってたら、5巻目が出ていたので速攻買い。相変わらずいい感じです。

ウチは一家そろって西原さんのファンです。竹書房のまあじゃん放浪記から始まって殆ど揃えていると思う。これからもがんばってくださいね。

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