800勉強のコツ

2009年5月17日 (日)

勉強のコツ、或いは、頭がいいとはどういうことか その後

まだ読み終わった本がないんで、違う話題を。

「勉強のコツ、或いは、頭がいいとうどういうことか」というテーマで書いた都合三回のブログは、プリントアウトしてウチの下の息子に渡しました。んで、読ませてパラグラフごとに要約させ、それを自分の手で書かせた。

あれから10日くらい経つけど、どうでしょう。彼の勉強の仕方が変わったか、と言えば、えらいこと変わったと思います。わかんないところをちゃんと訊いて来るようになったしね、今まで机の前でボーっとしていたのが、集中していられるようになった。それは見ていてわかります。とりあえずこれで中間試験の結果が改善してくれると、あとは手が掛からないかな、って感じなんですが、さて、どうなることやら。

今「Changeover」という英語で書かれたジュブナイルを読んでいます。ブックオフで105円で買ったんだが、これがなかなかアタリで、面白い。でも日本語で読むのに比べるとやっぱり時間が掛かるよね。このペースでは一日一冊は無理だなー。どーしよ?

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2009年5月 9日 (土)

勉強のコツ、或いは、頭がいいとはどういうことか その3

3.具体的な勉強の方法

勉強とは具体的には、本を読んで、それを理解することです。逆に言えば、理解できた、と思うまで本を読むことです。理解できた、と思っても実際には理解できていないということも往々にしてありますから、自分で自分に問題を出し理解できているかどうか、チェックする習慣を身につけましょう。

本を読むだけでは理解が難しい科目もあります。例えば数学がそうですね。これは体育の実技と同じで、実際に自分でやってみないと、身に付かないものです。自分で演習問題を解く。たくさん解く。そうやって身につけるしかありません。また、歴史の勉強における地図帳のように、ことばだけでなく図や表を使うことで理解を助けてくれる教材が一杯あります。面倒がらずに、色々な資料に目を通しましょう。覚えることが増えて余計大変になるって?そんなことはありません。覚えるのは教科書、資料は理解のための道具、と割り切って、理解するためにどんどん目を通します。

身についているか、理解できているか。今何を勉強しているのか。自分がやっていることを意識する、モニタする、そういう習慣を身につけましょう。これをメタ認知といいます。認知とは「理解すること」を指します。メタ認知とは「理解しているかどうかの理解」のことです。効率よく勉強するためには、自分が何がわかっていて、何がわかっていないのか、それをはっきりさせなければなりません。自分がこれをわかっているのか?理解できているのか?身についているのか?自分に聞きましょう。誤魔化してわかっている振りをするのはやめにしましょう。いいことは何もない。また、わかっているのかわかっていないのか、曖昧にしておく習慣もやめにしましょう。わかっていないものをわかっていないと認めるところから勉強は始まります。

その意味で、テストの振り返りは効率がいいのです。だってバツがついているんだもの!間違ったんだもの!それをかっこ悪いと思う気持ち、見たくない気持ちはわかる。そういう、間違うことを恐れる文化に生きている。今の社会は確かにそうです。でも、自分を成長させようと思ったら、間違うことを恐れてはいけない。恥ずかしいからと引っ込むのではなく、間違いを利用して成長してやろうと思う人間だけが、自分の人生を前に進めることが出来るのです。

だから、勉強するときは、間違ったら、しめた!と思いましょう。そこにはっきりと成長のタネがある、と教えてくれているんだからね。

さて、どこが具体的やねん!というツッコミを受けて、もう少し違った観点から、見てみます。

4.定位置の視点を持つ

世界史の例をもう一度引きます。A君が使っていた視点は、ハンザ同盟だけでなく、全ての事柄に応用可能です。4つの視点とは、1.それはどんな人(事件)なのか、2.何をした人なのか(何故起こったのか)、3.その結果どうなったのか、4.日本との関わりはどうか、でしたね?

この4つ、1.それが何なのか言えること。2.その原因・理由を知っていること。3.その結果どうなる(どうなった)のかわかっていること。そして、4.そのことが全体の中でどういう位置にあるのか、わかっていること。この4つの視点を君の中に持ちましょう。これは便利な道具です。わかっているのかわかっていないのか、わからなかったら、この道具を使ってみるのです。そうすると、わかっていない部分が見える。そうしたらそこを勉強すればいいわけです。

大事なのは、これを自分の言葉で要約することです。この4つを調べるために、教科書、参考書、資料、いろんなものを読んで、その上でその中で一番重要なところに狙いを定め、要約する。もちろん、要約は紙に書く。アウトプットするんですよ。インプットしたものをアウトプットする、このトレーニングを積んでいく過程で、自分の頭で考えるということがどういうことかわかってきますから。

自分の頭で考える、自分の人生を自分の力で前に進めていく、そのすばらしさと面白さを是非君に知ってもらいたいと思う。勉強という具体的な課題は、そのためにとても役に立つから、これは、やった方が得なわけです。繰り返しになるけど。

個々の科目別のアイデアについては、都度都度話をしながら考えていこう。何でも聞いてくれ。一緒に真剣に考えるから。取り敢えず、どうかな?やる気になったかな?

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2009年5月 2日 (土)

勉強のコツ、或いは、頭がいいとはどういうことか その2

2.勉強と成績の関係

勉強と成績の関係はわりと単純です。勉強すると成績はあがる。しないとさがる。基本はこれです。

おかしい。前回勉強したのに上がらなかった、とか、この前のはたいしてやってないのにヤマが当たっていい成績だった、とか、小林君は勉強してないのに頭が良くて、成績がすごくいい、とか思う?そういうこともあるでしょう。でも、基本はこれです。勉強すると成績はあがる。しないと下がる。だから勉強しろ、って言ってんじゃないよ。ただの法則、傾向の話です。勉強しないと成績があがって、勉強すると成績がさがる、そういうもんじゃないよ、するとあがる、しないとさがる、そういうもんだよ、という、そういう話です。

この基本を頭に入れた上で、次に進みます。

効率のいい勉強の仕方というものはあります。ひとつ例を示します。社会科で調べ学習をやるとします。課題はハンザ同盟で、分量が決まっていてノート1ページを埋めなければなりません。ここで、A君は1)ハンザ同盟とは(2行)、2)ハンザ同盟は何をしたのか(2行)、3)その結果どうなったのか(2行)、4)日本との関わり(2行)を書きました。ノートはすかすかですが、参考書を読み、短く要約するために自分の頭で考えています。一方B君はハンザ同盟に加盟した都市の名前を全部書くことにしました。60都市程度あります。ノートはぎっしり埋まっています。しかしただ写しているだけです。

さて、A君とB君、どちらの方が、やったことが知識として身に付くと思いますか?どちらが効率のいい勉強の仕方をしていますか?そしてその差は一体どこから生まれているのでしょう?通常は、勉強の仕方についてはっきりと比較したり検証したりしないので、ただ表面に現れた現象だけを見て、頭がいい、頭が悪い、という言い方をします。しかしこの言い方は正確ではありません。そのことを知っておくことは重要です。

やらなければならないものであるなら、なんとかしてそれを役に立つものに変えるという意志を持っている。そしてそのためにはどうしたら良いのかそのやり方を知っている。これが効率の良い勉強の方法の中身であり、頭がいいと言われていることの中身です。

意志について言えば、前回の目標の話、覚えてますか?目標を持っていると、B君のような勉強のやり方は出来なくなります。時間がもったいないからです。目標を持つと時間が限られた資源であることを意識しますから、効率の良い勉強をしようという意志が生まれるのです。

そしてやり方について言えば、これは学ぶことが出来ます。やり方は学べます。やり方、ノウハウは知識ですから。知識は学ぶことが出来ますね。ただし、と念のため付け加えておきましょう。自分のやり方に固執しなければ、ですよ。

意志とやり方。どちらも手に入ります。意志とやり方。さっきも言ったように、これが効率の良い勉強の方法の具体的な中身であり、頭がいいと言われていることの中身ですから、つまり「頭がいい」とは、誰でも手に入れることができることなのです。

私は確かに「頭がいい」んですけど、それはこういうわけだったのです。(←ここはちょっとツッコミを入れてもいいところ)

さて、それでは具体的なやり方について考えて行きましょう。

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2009年5月 1日 (金)

勉強のコツ、或いは、頭がいいとはどういうことか

勉強のコツ、或いは、頭がいいとはどういうことかについて書いていきたいと思う。対象は中学生レベルを想定しています。てゆーか有体に言うと、ウチの下の息子向けです。はい。ちょーっといつもとトーンが違うとしたら、それは想定している読者が違うせい。

1.目標を持つ

人生の時間は限られている。それをどう使うのか?その中で何をやるのか?何か目標を持っていても、何も目標を持っていなくても、とにかく時間は過ぎていく。自分が何をしたいのか目標という形で自分で把握している人間だけが、自分の限られた貴重な資源である「時間」を使って何かを得ることが出来る。目標は人生の前提条件である。

ところが目標にはリスクが伴う。結果が出るから。結果が出たときに現実と向き合わなければならなくなるから。例えば中間試験で50番以内という目標を立てたとする。結果が出る。60番だった。目標を立てたばっかりに目標を達成できなかった自分に直面してしまう。そういう可能性が生まれる。それは、いやだ。かっこ悪い。そう、思う?だから目標を持つのは止めておこう、と。

そういう考え方をする人はいっぱいいる。その人たちはどこへも行けない。

目標を持つ。そしてそれに向かって努力する。自分の能力をストレッチするように自分に負荷をかける。その結果身に付くものがある。それは君を裏切らない。それは無駄にはならない。結果というのは、その、「その結果身に付くもの」で量るんだよ。それが正しい「目標を持ったことの結果」です。

目標を持つ。その目標を達成するために努力する。その結果手に入るものが人生を前に進めていく。このことをちゃんと知っていること。これが勉強のコツの第一です。

<練習問題>

目標を持つのにもやりかたがある。心の中で思うだけでは弱い。目標は紙に書くこと。それから目標はいくつかのタイムスパンで持つこと。将来何になりたいかという大きなものから、今年の目標、とか、今度の中間試験をどうしたいのか、とかいう中くらいのもの。この連休をどうするか、今日一日をどうするか、という小さなもの。

因みに、これらの大きな目標と中くらいの目標、小さな目標がそれぞれ噛み合い出すと、最強の状態が出現します。取り敢えずノートを一冊用意して、書いてみよう。そして定期的に(出来れば毎日でも)それを見直そう。

取り敢えず目標を持つ、それを達成する、という習慣をまず身につけることだな。小さな目標を立ててそれをどんどん達成していく。達成したらまた次の目標を立てる。そうすると目標を立てるのが苦じゃなくなるから。怖くなくなるからね。

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