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2011年1月27日 (木)

【書評】KAGEROU 著者:齋藤 智裕

KAGEROU読了○。大東ヤスオは、ついてなかった自分の人生を終わらせるべく、廃ビルの屋上から飛び降りることにした。しかし白手袋をはめた端正な顔の男に止められ、自殺は失敗に終わる。謎の男はヤスオの境遇を言い当て、ある取引を持ちかける・・・。

ちょっと前にネット上で話題になってたよね。何で今頃かってーと、例によってウチのヨメさんから廻ってきた。一時間で読める、ってことだったんで、どれどれ、と読んでみる。(最近勉強時間の確保に苦労しててね。読む本がどんどん薄く軽い方向に流れているのは否定できない。俳句とかに走ってるのも、そういうことか。まあ、試験に受かるまではしょうがないっちゃしょうがない。)うむ。確かに。正味一時間かからないで読めます。

んで、面白かったかってーと、うん、普通に面白かったんですけど。アマゾンのコメント欄が炎上って話なんで、へえ、とちょっと覗く。

まあ、この量で単行本一冊1470円也、ってのは確かに高いな、自分じゃ買わないな、とは思うよ。普通のつくりだったらこの長さの中篇3~4本で一冊だもんね。でも内容的には別に問題ない。これはこれでありだよねえ。胸のゼンマイをクランクで廻す図なんて、結構好きです。うん。

ま、作品そのものよりもそれにまつわる諸々がちょーっとアレだってことで、皆さん怒ってらっしゃるようで。高額賞金30%、有名人30%、勘違い30%、その他10%、ってトコですかねえ。

宣伝文句もさ、「命」云々って力入れるようなアオリは逆効果だよな。もっと軽い感じで、「現代のファンタジー」みたいなノリで良かったのにね。なんであんな重々しい紹介の仕方にしたのか、謎です。

欠点があるとすれば、テーマを分かりやすく説明したくなっちゃう心根の部分ですな。書かなくていいことを書いている。言わなくていいことをわざわざ言っている。そんな感じ。そこがザンネンなの。

まあ、巷間言われているほど酷くはないですよ、機会があったら一読してみても良いのではないかしら、ってことで。いやホントすぐ読めるし。

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