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2010年11月20日 (土)

【書評】Q人生って? 著者:よしもとばなな


Q人生って?読了◯。読者との交流のために設けた自分のサイトの質問コーナーで、くり返し出てくるテーマについて、一般論でなく、正直に、気付いたことを綴る。特殊な環境で人生を送ってきた著者だが、だからこそ見えているものがあるかも、という、よしもととばななの人生相談。

かなり特殊な環境で育った、っていうのはそのとおりだよな、って思う。

珍しくウチのヨメさんが、「読む?」って言って廻してきた。我が家ではこれは「読め」って意味ですから、素直に読む。字も大きいしあっという間に読み終わり、さて、プチ読書会。ヨメさんは冒頭の「ほんとうの優しさってなんだと思いますか?」という相談が印象に残ったのだと言う。因みに要約すると、優しさはそのヒトの「育ち」による、親がしたように、自分の環境でそうであったように、若しくは、親がしてくれなかったこと、自分の環境になかったもの、それが優しさなのだ、だからそれがうまく伝わらないことはよくある、という内容。まあウチのヨメさんは強引でおせっかいなトコがあるんで、誤解されて痛い目に会ったんだろうなあ・・・。ご愁傷さまです。

私は、というと、「底」の話が面白かったな。”なんでも底の底の底に沈むと、そこには広い空間があり、呼吸も深くなり、ものごとが静かに見えてくるものです。”うんうん。そうなんだよねー。すぐにそのことは忘れてしまうけど。でもそこに軸をおくってのはいいかもしんない。うん。

よしもとばなな、キッチンはなかなか衝撃的なデビューで、その後もわりと贔屓にしている作家なんだが、追いかけて熱心に読むって感じではない。読めば「ああそうだよね、ホントだよね。」って思うんですけど。感動もするんですけど。でもそれだけでは済まないでしょ?って感じ、ソレをいま言われても困るんですぅ、って感じ、分かりませんか?これはワタシが男だから?

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