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2010年11月10日 (水)

【書評】飢えたピラニアと泳いでみた へんであぶない生きもの紀行 著者:リチャード・コニフ

飢えたピラニアと泳いでみた へんであぶない生きもの紀行読了◎。著者のリチャード・コニフは動物ジャーナリスト。この本は、ナショナル・ジオグラフィック誌やディスカバー誌に掲載した動物に関するルポ若しくはエッセイ、コラムをまとめたもの。

面白い面白い。見かけによらず基礎のしっかりした博物誌、であると同時に、ピリッとした皮肉と風刺の効いたユーモアエッセイであり、且つまた、真摯な生き方を貫くナイスガイの自伝的要素も含む。面白くってためになる、ちょっとほろにが隠し味の好著ですなあ。ええ本です。一読をお奨めします。

いいねえ、この人。ただルポするだけでなく、自らやってみないと気が済まない難儀な性格ってゆーか。本書のタイトルにもなっているように飢えたピラニアと泳いでみたかと思うと、クライミング用の壁の間にロープとボルトハンガーを使って蜘蛛の巣のようなものを張ってみたり、リカオンの群れの前で車から降りて彼らが襲ってくるかどうかを試したり。文字通り、身体(からだ)張ってます。普通の(スーツ着てオフィスに勤めるような)仕事は出来ない男が、やっと出会った天職、っていう感じかな。

でもただのウケ狙いではない。ベースになっている記事の内容はとてもしっかりしていて、博物誌或いは科学読本として一級なので、安心して読める。

こういうジャンル、日本ではあまり見かけないよね?んで、今回、それはこういう人間を飼っておくところが、日本にはない、からではないか、と思ったのでした。規格外絶滅危惧種。みょーに共感を覚えてなあ。はっは。

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