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2010年6月30日 (水)

iPad買っちゃった!・・・その2。これ、なかなかいいです。

母艦問題はLet's Noteで妥協して解決。納得してないけどな。因みにMACmini君は無事10.5.8にヴァージョンアップは出来たんですよ。狭いHDDをやりくりし、SnowLeopardでなくてLeopardを手に入れ、アップデート掛けて10.5.8へ。でもなぜかiPad君を認識してくれない。同じコネクタでiPod nanoは認識・同期出来てるんで、コネクタの問題ではない。この週末にアップルにtelして訊いてみようと思います。

んで、取り敢えずMac母艦は諦めて、Let's Noteに繋ぐ。あっという間に使用可能になりました。よかったよかった。最初っからこうしてりゃあ・・・ってのは無粋ですぜ。

使ってみての感想。Webブラウジング、快適です。綺麗だし速いし。Let's Noteがあるからね、オレにはあんまり関係ないかなって思ってたんですが、なんのなんの。気分がいい。縦長の画面も新鮮だし。

でも、キーボードの使い勝手はやはり、それなりと割り切った方がよさそうです。決して使いにくくはなく、けっこうさくさく入力できるのですが、それでも所詮はソフトキーボード。手許を気にしながらの入力にならざるを得ない。実はこの記事も、冒頭、iPadで書き始めたのですが、手許を気にして思考が中断するので、途中でLet’s Noteにバトンタッチして書いてます。そのうち外付けキーボードを買いたいと思います。

電子ブックリーダーとしてのiPad。僕ら弁理士試験受験生は、格好のネタを持ってますよね?ってわけで、早速青本18版のPDFをiPadに移し、読んでみました。使ったのはCloudReadersっていうビューワ。PCからのファイル転送もWifi使って簡単。おおー。きれいだし、1800ページ以上もあるあの青本がこんなにコンパクトに?感動ですなあ。昔、携帯に便利なように、自分でばらして製本している人がいたなあ。

これで青本、読めるようになったけど。電車の中でやおらiPad取り出して黙々と青本を読み出す、ってのは、うん、ちょっとまだ恥ずかしい。注目浴びそうで・・・。

それからこのビューワは検索機能がない。それは、ちょっとつまんない。せっかくだから検索が出来て、ついでに付箋を貼ったりメモを書き込んだり出来るPDFビューワ、ってのは出てないかねえ?

昨日はiPad弄ってて、時間が経つのを忘れてしまい、ほぼ完徹してしまいました。今日はワールドカップのおかげで目立たなかったのは助かった。(商談のまえに、「え、それではアンケートを取りたいと思います。・・・眠い人?」って聞いたら、みんな手を挙げてましたよ(笑)。)

実は、今も脳が痺れてるぅ。そんなわけで、文章の乱れ、ご容赦を。ではでは。

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2010年6月27日 (日)

iPad買っちゃった!・・・その1。あんだよ?MAC OS X10.5.8って?聞いてないよ?

ってわけで、iPad買っちゃった!その1、です。
銀座のアップルストア、午前10時。朝早くに動けば大丈夫ってのが我が家の”秘伝”なんですけど、いや驚いた。10時ちょっと前に銀座松屋前、サエグサビルに着いてみるともう、人がいっぱい。ええー?まだ、こういう状態なの?と、ちょっとびっくり。

よく考えたらiPadじゃなくって、iPhone4がお目当てなのね?みんな?

と思ったらそうでもなくてですね、iPhone4の列とは別にiPadの列がちゃんとありました。あせって、とゆーか、いそいそとiPadの列に並んで、店員さんの聞き取り調査。Wifi32Gを申告。待つこと暫し。10分後には店内に通され、無事、本体Get!あー良かった!ちゃんと今日買えた。

実を言うとですね、今日は私の誕生日でして。(おい。年男だよ。48だよ。どーよ?どーよ?って何が?何がって何が?)んで、誕生日のプレゼントにですね、ウチの嫁さんに買って貰った、ってわけですわ。わお。持つべきものは「おたくに理解のあるヨメさん」ですなあ・・・(しみじみ)。

銀座でヨメさんと別れ、家に直行、開封の儀を経て、母艦のMACminiに繋いだら、「10.5以上でないとだめだよーん」という衝撃のメッセージ。おいおい。聞いてないよ?ウチの母艦のMACminiは10.4.11。いやいや。そうですか。そう来ましたか。

iTunesは前もって9.2にしといたんですが。OSのバージョンについては漏れてた。うーむ。甘かったぜ。

んでも意外なほど落ち着いてるぞオレ。WINのLet’s Noteを母艦にして乗り切るか?(SP3以上必須。ウチのはクリアしてる)10.4.11を10.5以上にヴァージョンアップするか?・・・どう考えても後者だよなあ。ま、ぼちぼちいきましょうか。

でもよー、iPadって、母艦必須なのね?今日のアップルストアでも”母艦なんて持って無さそうな”おじさんおばさん、いっぱい見かけたけど、大丈夫なんだろか?取り敢えずiPad買えばWebからメールから簡単にできちゃう!って勘違いして買っちゃうおじさんおばさんじーさんばーさん、いっぱいいそうだけどなー。

ってわけで、世のじーさんたちの心配をしつつ、個人的にはいろいろ、作業中。ま、経験上、MACはなんとかなるもんなんだよ。なーんて余裕こいてて大丈夫か?iPadが使えるようになるのは、いつの日か?

ああー。そんな悠長な構えじゃ駄目らしい。プレゼンターであるヨメさんからコンプレイン。もしかしたらこれから徹夜で作業になるかも(泣)。つーてもOSのヴァージョンってどうしよーもないよね?そういう常識が、ない、からなあ・・・。はっはっは。

ってわけで、買っちゃった!ってタイトルに偽りはないが、まだいじってません。もーちょっとかかるかも。いやー、こーゆう悩みの方、他に居ませんか?いやワシはもーすぐ抜ける予定ですけど。

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2010年6月26日 (土)

AK47とAKB48

AK47とAKB48って、似ている。いや、ただそれだけの話なんだけど・・・。

そーか、こーゆーネタはtwitterでつぶやけばいいのか。でも、ま、こういう書き込みが訪問者数にどういう影響を与えるか、見てみたいんでちょっと実験。(何やってんだか・・・)

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2010年6月25日 (金)

【書評】高峰秀子の流儀 著者:斎藤 明美

高峰秀子の流儀読了◎。昭和四年に五歳でデビューしてから五十五歳で引退するまで、きっかり半世紀、実に三百本を越える作品に出演した、”大女優”高峰秀子。親族十数人を養うために、学校を諦め、ほぼ独学で知性を磨く。彼女はついに最後まで女優という職業を好きにはなれなかった。女優の持つ虚飾を嫌い、ただ「普通の生活」を望み、それを手にした。そんな彼女の強靭にしてしなやかな価値観、生き方、日常生活、とは・・・。

全13章、目次のみだしを見れば、その価値観の一端がわかる。
動じない
求めない
期待しない
振り返らない
迷わない
甘えない
変わらない
結婚
怠らない
27歳のパリ その足跡を訪ねて
媚びない
驕らない
こだわらない

ある角度からみるとね、全編これ高峰秀子という人物が如何に凄いか、素晴らしいか、繰り返し繰り返し語った本です。因みにワシ昔の日本映画は守備範囲じゃないんで、この高峰秀子さんと言う人については殆ど何にも知らない。んで、普通この手の本は鼻について、読めないもんなんですが。この本はちゃんと最後まで面白く読める。それは第一に取材対象である高峰秀子さんの一本芯の通った不思議な魅力、ってコトに尽きる。こういう人が実際に居るんだ、へええ・・・。って感じで感動して引き込まれるんだよな。んで、第二には取材する側と取材される側の信頼関係、ですね。日々リスペクトを新たにする感じというか。内省的に取材を重ねる感じというか。ただステレオタイプに礼賛しているわけではない感じ。あれだ、高峰秀子って人は、なんて言うんでしょ、ある種、悟っちゃってるんだよね。こういう生き方、憧れますわ。これ一種の聖者本ですな。そう。聖者に触れると、触れた人は内省的になるんだよな。この著者もその口なんだと思うよ。

ワシ自身もな、読みながらちょっと背すじが伸びる感じがして、また、自らの行状を振り返って反省したりしてましたわ。

この人、ホンモノですなあ。ご本人の書いたエッセイがまた面白いってことなんで、是非手に入れて読んでみようと思います。

で、勉強はな、青本(18版)特許法部分通読一回目終了。二度目に入る。このペース、どうかなー?え、こんな駄文書いてる暇があったら勉強しろって?すんません。息抜きなんですぅ・・・。

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2010年6月21日 (月)

ランキングから降りるっていうことは

土日で本を一冊も読まないっていうのは久し振りのことだな。いや実を言うと何冊か読んではいるんだが、あくまでもお勉強の合い間に息抜きとして読んでるんで、読み上げるに至らず、ってことです。んで、更新頻度が低下して、書評ブログとしてのランキングが低下する。それはなんだか寂しいなあ。ってのが正直な気持ち。

ランキングから降りるっていうことは、かなりの勇気がいることなんだな。と改めて思ったことであります。お金と幸福のおかしな関係でもその問題は扱ってたよな。自分の中の、ランキングマニアと戦え!ってことですね。まあ当分は、更新度低下も訪問者数低下もランキング低下も受け入れていかなきゃなんないんでしょうねえ・・・。

昨日は青本読みと講座のCDを聴いて過ごしてました。昔に比べたら格段に勉強しやすくなっていると思う。そうそう、特許庁のIPeラーニング、なかなか良いです。タダだし。弁理士の勉強のために作られたものではなく、庁内の審査官とかの実務の教育のためのものだと思われますが、弁理士の勉強にも十分使える。平成18年改正のポイントとか、とてもわかりやすくてイイ感じです。部外者にこれを開放してるってのはある意味驚き。

人数には制限があるようなので、あまり大々的に宣伝しない方がいいのかもしれないけど・・・。これ、みんな知らないのかなあ?それともこんな内容はホンの初学者向けでみんなとっくに卒業してるってことですかね?道程は長いな。ま、ぼちぼち行きましょう。

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2010年6月17日 (木)

【書評】スノーボール 著者:アリス・シュローダー

スノーボール読了◎。世界で最も有名な投資会社バークシャー・ハザウェイの会長兼CEOにして、「オマハの賢人」として、世界で最も尊敬される投資家であるウォーレン・バフェットの、初の公認の伝記。「人生は雪玉(スノーボール)作りに似ている。大切なのは、大きい雪玉を作るに適した長い長い坂を見つけることさ」-ウォーレン・バフェット。

勉強の合い間に、息抜きとして読んでました。いやまったく面白い。若い頃のオタッキーなエピソード、有名なアメックス買いやコカコーラ買いの話、だけでなく、後半、ソロモン・ブラザーズ救済の舞台裏やビル・ゲイツとの交流など、とても興味深い話がてんこ盛り。

本書の魅力はその包括性にあり、バフェット本人だけでなく、バフェットをとりまく人々全てについて、丁寧に人物像を描き出しています。実を言うと、中盤あたりで、ちょっとダレるな、バフェットと直接関係ないじゃん?これ、バフェットだけに焦点当てれば半分の厚さで出せるよね?とか思ってたんですが。しかし、読み終わってみると、その周辺人物描写が、終盤で生きてるんですわ。単純に「こういう人物」って描くのでなく、様々なエピソードと周囲の人との関わりのエピソードを通じて、重層的に人物像を描き出していく。

著者のアリス・シュローダーは、元モルガン・スタンレーのアナリスト。作家としての作品はコレが初めて。バークシャー・ハザウェイを担当したときにバフェットとの知己を得、本書執筆を提案され、以来5年の歳月と250人に及ぶインタビューをもとに、この本を書き上げたそうです。って、ここでもバフェットの”見る目”が確かだった、って話。

若い頃と中年期、ごく最近の話題。大金持ちになるまで、そして、なってから。どちらも面白いし、人物像が一貫しています。付け焼刃や演出ではないんだな、あのキャラクターは。と納得させるだけのものがある。単なる伝記を超えた、人生に対する深い洞察に満ちた一冊。ええ本です。一読をお奨めします。

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2010年6月13日 (日)

【疑問】外国語書面出願の提出書類<特36条の2>

これはまあ、疑問というよりは青本(18版)の解説が不備(不親切)なんじゃないかなー?っていう指摘なんですけど。

青本(18版)125頁に特36条の2の解説として書かれているのですが。こうあります。
「一項は、外国語書面出願の提出書類について規定したものである。願書には日本語で作成した明細書、特許請求の範囲、必要な図面及び要約書を添付しなければならない(三六条二項)が、本項では、これに代えて日本語による願書に、①明細書に記載すべき事項を経済産業省令で定める外国語(特許法施行規則二五条の四において英語を規定)で記載した書面、②必要な図面でこれに含まれる説明をその外国語で記載したもの及び ③要約書に記載すべき事項をその外国語で記載した書面を添付して提出することができる旨を規定している。」

この部分だけ読むと、「そうか、日本語の願書に①、②、③の3つを添付して提出すればいいのね?」って思うよね?

そうなん?それでいいん?①、②、③には特許請求の範囲が含まれてないよね?これはどう考えてもおかしいのでは、と思ってしまう。困るだろう?

で、基本に戻って条文を読むと、上記の解説に該当する箇所は条文では
「・・・前条(特36条)第二項の明細書、特許請求の範囲、必要な図面及び要約書に代えて、同条(特36条)第三項から第六項までの規定により明細書又は特許請求の範囲に記載すべきものとされる事項」を、外国語で記載した書面、を願書に添付できるとしている。

つまり条文上では”特許請求の範囲”を外国語で記載した書面を添付して提出することが出来る、と言っているように読める。だから解説で、①、②、③、と挙げると、それで尽くしていると勘違いしてしまうんで、だったら④特許請求の範囲、って入れとかないと、ちょっと不親切、って思ったんです。オレ、勘違いしてる?

これは考え過ぎかもしんないけど、確か昔は特許請求の範囲ってのは明細書の一部だったんだよね?だから、解説書くときにうっかり落としちまったってことは・・・?まさかね。

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【疑問】発明の新規性の喪失の例外<特30条>

青本18版92頁の解説にこうある。
「したがって、特許を受ける権利を有する者により発表された発明は、本条(特30条)の適用を受ける場合、当該特許を受ける権利を有する者による出願に係る発明の新規性、進歩性の要件の判断において考慮されないこととなる。」

新規性についてはわかるんだけど、進歩性についても考慮されないのはなんでなんだろう?
特30条1項の条文は、「・・・第29条第1項各号の一に該当するに至った発明は・・・」となっていて、進歩性(=第29条2項)については言及がない。条文通りに読むと、進歩性について考慮される、とは読めないんだけどなー。

うーん。やっぱ独学では限界あるかなー。
ま、取り敢えず疑問点は書き出していこうと思います。

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2010年6月12日 (土)

【書評】ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 著者:水木悦子、赤塚りえ子、手塚るみ子

ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘読了○。書名のとおり、水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の三人の娘たちが、それぞれの父親と作品を語りあった本。

このタイトル。書名の勝利だよなー。それに尽きる。って言うと実も蓋もないか。んで、言葉としては”ゲゲゲ”がもっともポピュラーだけど、この本の主役は実は”ららら”。手塚治虫の娘さんだよね?って思いました。

偉大な父親を持ってしまった娘の、父親に対する想い、或いは、それゆえの悩み、若しくは、そこから逃れるための自分探し、そして再発見。てな感じで読みました。そういう意味では水木しげるの娘だけちょっと異質だよね。なんつってもまだ生きてるからな。関係が全然違うんだと思うんだよね。

それぞれの娘が選んだ、父親の短篇が一作、収録されています。水木しげるが「猫」、赤塚不二夫が「レッツラゴン」(REMIX)、手塚治虫が「ペックスばんざい」。このセレクトはなかなかいい。ありきたりでなく、でも本質を外さない、そういうセレクト。さすが”娘”だね、って見直す感じですなあ。

ウチの息子たち(18歳と15歳)、天才バカボンのファンで、ウチにはバカボンとア太郎は文庫だけど全部ある。世代的にはこれはちょっと珍しいんではないかしらん?んで、レッツラゴンは、ない。昔、少年サンデーを床屋で読んでたときに連載されてたんだよな。そのぶっ飛び方に子供ながらに怖かった覚えがあるぞ。んで、今回「レッツラゴン」(REMIX)読んで、やっぱり怖いマンガだなー、って思ったことです。これは、手に入れたいかも。って思ったのは収穫。

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2010年6月 6日 (日)

【書評】橘傳来記―山田風太郎初期作品集 著者;山田風太郎

橘傳来記―山田風太郎初期作品集読了○。 昭和22年に山田風太郎が、「達磨峠の事件」でデビューする以前に書いた全小説13編を完全収録。風太郎の原点であると同時に、すでに作家としての非凡な 才能を感じさせる貴重な初期作品集。

ってわけで、蛍雪時代の懸賞小説に入選した受験生を主人公とする作品とか、文字通りの習作と思われる作品とか、そういう短篇、中篇が入っています。そうかあ。早熟の天才だったんですねえ。山田風太郎ファンの方が資料的な意味を求めて読む本、なのかなあ。これを受験生やりながら書いていたってのは確かに凄いな、って思うけど、普遍的な真理を扱っているわけでもないし、エンターテイメイントとして完成度が高いわけでもないんで、いま、この作品をわざわざ読むってことに意味があるとも思えんな。って読んでしまってから思ってもしょうがないんだが。

山田風太郎もなー、いつかまとめて読もうと思いながらそのままになっている作家の一人だなー。むかし、ただの荒唐無稽なエンタメ系の作家、って思ってて、その後、中島らもとかが尊敬してるって知って考えを改め、室町少年倶楽部を読んでその片鱗に触れ、でも追っかけて読むトコまでは行かなかった。独特の虚無感みたいな感覚があるよな?

んで、いきなりこんなマイナーな初期作品集を読んじゃって、うーん、ちょっと外したかも。面白くないわけではないんだが。やっぱ代表作から読んでいかんとな、と反省。

ここんとこいろいろありまして、読書の集中力が落ちている気がする。んで、何を読みたいか、何を読むべきか、についても、判断ミスをする。困ったもんだ。

6月8日追記。
蛍雪時代に掲載、って書いたけど、それらの小説の内容はさ、当然というべきか受験生が主人公なわけですよ。で、受験制度を背景とするドラマが進行する。受験制度に対する憤りだったり、それに負けてしまう心の弱さだったり、それによって顕わになる人間関係だったり。これ、受験生に読ませるの、どうなの?って内容の作品も多い。

で、話は変わるが今度弁理士試験を受けることにしたわけだ。そういう意味では、何を読むべきかについて、必ずしも判断ミスしたわけではないかもな、って思ったことですわ。何を言いたいのか自分でもよくわからないがな。

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2010年6月 2日 (水)

【書評】サラリーマン心理分析室―臨床心理士による悩み相談 著者:小川 捷之

サラリーマン心理分析室―臨床心理士による悩み相談読了○。著者は臨床心理士で上智大学の教授。雑誌”自由時間”に連載した人気コーナー”結論のない人生相談”の単行本化。サラリーマンが持つ様々な悩みを、解決するのでなく、それを通して、精神的により豊かになることが出来るように、というスタンスで書かれている。

イラストはしりあがり寿。表紙とか見ると「おふざけ本か?」って思ってしまいそうですが、なんのなんの。極めてまっとうな人生相談であり、カウンセリングの本です。

特徴は2つ。ひとつめ、人生相談の内容が具体的で面白い。結構なまなましくって思わず笑ってしまうような例がいろいろ、載ってます。

ふたつめ、アドヴァイスがとてもとても寛容。一般常識に照らしてふつう”叱る”だろう、というようなケースでも、叱らない。まず受け入れて、その悩みの持つ意味について、一緒に考える、というスタンスを一貫して崩さないんですわ。悩みそのもの、問題そのものに関する、具体的なアドヴァイスはない。その悩みの元になっている、あなたの人生について、常に意識が向いている、って感じ。さすが臨床心理士ですなあ。

この本読んで思った、”悩み”って、宝の地図なんだね。つまり、全ての”悩み”には”意味”がある。勇気を持ってその”悩み”と向かい合う者のみが、その”悩み”の指し示す”人生の宝”を手に入れることが出来るってこと。

それにしても、いろんなヤツが居る。いろんな悩みがある。それを知るとちょっと気が晴れるよね。って思うのはワタシが今、悩んでいるからだねえ。もんもん。

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