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2010年5月16日 (日)

【書評】ウナギのふしぎ―驚き!世界の鰻食文化 著者:リチャード・シュヴァイド

ウナギのふしぎ―驚き!世界の鰻食文化読了○。

どういうジャンルの本なんだ、これは?”ウナギ業界ルポ”と”ウナギ豆知識”をミックスして、”ウナギ料理薀蓄”を振りかけた、って感じか。んで、取り上げられているのは主にアメリカ及びヨーロッパのウナギ業界事情。装丁に偽りありだよなあ。カバー表紙にウナギの浮世絵使っといて。日本の業界事情は、そりゃ世界でダントツのウナギ消費国ってわけで、出て来ないわけはないんだけど、ごくあっさり。全体として何がテーマなんだか、いまいちピンと来なかったなあ。

ま、それを言うなら、なんで俺、コレ読んでるんだろう?って話なんだけどね。実際、途中で止めようか、と思わなくもなかったんだが、気がついたら1/3位読み終わってたし、読みやすくはあるし、面白くないわけでもないので、いいか、と思って最後まで読む。

まあ、ウナギおたくの本、ってまとめてもいいんですけど。てゆーか、ウナギおたくって何?生態が謎に包まれているって意味では、確かにある種の人々を惹きつける魅力がある、ってのはわかる気がするが。そう言えば”アフリカにょろり旅”なんかまさにそうだったわけでな。でも、この本のメインは、あくまで業界事情にあるような気がするなあ。アメリカとヨーロッパのウナギ業界事情。或いは、アメリカの田舎の暮らしぶりのルポと思って読めば、それはそれで興味深く、面白く読めます。でも基本的には、誰をターゲットにした本なんだろう?とちょっと不思議に思うような本。

料理本としても、そもそもそんなにウナギ料理にバリエーションがあるわけでなし。

ウナギ、ヨーロッパでは食べられているが、アメリカではさっぱり、ってのも、なんだか不思議な感じがしますな。アメリカでも昔は食べていたそうですが。その、アメリカで食べなくなった経緯の考察にも1章を割いています。

ってわけで、なんだか漫然と読んでしまったせいか、うまく説明出来ません。ごめんなさい。ウナギに興味のある方(それは誰?)、特にアメリカとヨーロッパのウナギ業界事情に興味のある方(だからそれは誰?)、一読をお奨めします。

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