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2010年5月29日 (土)

【書評】流れ星 著者:カレル・チャペック

流れ星読了○。病院のベッドに横たわる一人の患者。全身を包帯で巻かれ、身動きはままならず、高熱を発している。飛行機が墜落し、一命はとりとめたものの、身元はおろか名前すらわからないのだ。ポケットには南米の植民地の小銭。体には幾つかの特徴のある傷。この患者X(エックス)は、いったい、何者なのか?敬虔なカトリックの尼僧看護婦は夢の中で彼が語るのを聞く。千里眼氏は、直感によって彼の半生を見る。そして詩人は彼の人生を詩的に推理し、作品を書き上げる・・・。

3人の人物が語る、患者Xのこれまでの人生。力点の置き方は違うものの、3人とも、患者Xを同じようなキャラクターとして、同じような葛藤を抱えていた人物として、描き出していく。

チャペックつながりで読んでみました。最初、今風の小説としてもいけるかも、と思いつつ読んでいましたが、やっぱり中盤以降、テンポがちょっとしんどいな。作劇法についての考察が始まったり、社会批判が始まったり。色んなものが詰め込まれているんだけど。昔の小説って、そうそう、突然登場人物が長々と話し始めたりしたした。とか思い出しながら、んでもちょーっと辛いんで、適当に飛ばし読みになってしまったかもしれない。てゆーか、後半、飛ばし読みです。ごめん。

ううーむ。やはりどれでも時代を超えて文句なく面白い、ってわけにはいかないものなんだなあ。なんていうんでしょう、話題についていけない、というか。つくりがちょっと古臭い、というか。ちょーっとここんとこ仕事でイロイロあって、読書の集中力が落ちているというのも影響があるかもしれないな。体調のいいときにもう一回読んでみたい。今日は、ごめん。

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