« 【書評】ブラックジュース 著者:マーゴ・ラナガン | トップページ | 【書評】電子書籍の衝撃 著者:佐々木俊尚 »

2010年4月15日 (木)

【映画レビュー】ザ・マジックアワー 監督:三谷幸喜

ザ・マジックアワーを観た◎。舞台は海に近い港町、守加護(すかご)。町を牛耳るボス、天塩の女に手を出してしまった手下の備後(びんご)は、5日以内に凄腕の殺し屋”デラ富樫”を連れて来なければ、ボスに消されてしまう運命。必死でデラ富樫を探す備後だが、所在はおろか顔すら掴めない。デラ富樫の素顔を見た者はいないのだ。備後は、苦肉の策で、売れない俳優村田大樹(佐藤浩市)を雇って、デラ富樫に仕立てあげることにする。村田は全てを映画の撮影だと信じ込んだまま天塩と対面、天塩は村田演じる殺し屋デラ富樫を本物と思い込み、雇うことに。備後は村田と天塩、それぞれを騙し通すことが出来るのか・・・。

いまごろ、のこのこDVD観てんじゃねえよ、って声が聞こえてきそうだ。むちゃくちゃ面白かったっす!一家四人で観たんですが、いやー。久し振りにみんなで爆笑しましたがな。単なる比喩でなくホントに”泣くほど面白い!”。おなか抱えてひぃひぃ言いながら観てました。いいなあ。好きだなあ。三谷幸喜、ええ仕事してまんな。

前作”有頂天ホテル”はね、面白くないことはないんだが、うーん、ちょっと苦しかった。辻褄を合わせるのに一生懸命な感じが、なんというか、こう、ね。”ザ・マジックアワー”は、辻褄を合わせるのを楽しんでいるというか、開き直っているというか、もっとダイナミックなんですわ。或いは、”舞台”をベースとした発想(有頂天ホテル)と、”映画”をベースとした発想(ザ・マジックアワー)の差、というべきか。圧倒的にパワーアップしてます、”ザ・マジックアワー”。

まさか、リアリティが云々、なんて無粋なこと言ってケチつける人は居ないと思うけど、念のために一言。映画の中では映画のようなことが起きる。だってそれが映画のお約束なんだから。その方が面白いから。その方が映画らしいから。だってこれ映画だもの!ってシナリオなんです。アレもコレも。愛だなあ。

佐藤浩市がいい味出してるよなあ。もうノリノリだよね。しみじみ、いいなあ・・・。コメディ好きな方、映画好きな方、マヂでお奨めします。これ、観なきゃ損ですぞ。(って、もうとっくに観てるって?ゴメン)

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ →ポチっとクリックしていただけると大変ありがたいです。
にほんブログ村

|

« 【書評】ブラックジュース 著者:マーゴ・ラナガン | トップページ | 【書評】電子書籍の衝撃 著者:佐々木俊尚 »

440 映画レビュー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【映画レビュー】ザ・マジックアワー 監督:三谷幸喜:

« 【書評】ブラックジュース 著者:マーゴ・ラナガン | トップページ | 【書評】電子書籍の衝撃 著者:佐々木俊尚 »