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2010年2月21日 (日)

ブログの効用、或いはおたくの幸せについて

ここんとこちょっと回顧なモードに入ってて、自分の(おたく)人生を振り返っている。ってわけで、今日は”ブログの効用、或いはおたくの幸せについて”です。

ブログには感謝している。ブログを始めたおかげで本を読むことが出来るようになった。これにはちょっと解説が要る。

ブログで書評を始めた頃、本を読む時間が足りなくて困った。社会人になってからずーっと、通勤電車の中が読書タイムで、これだと正味1時間/日程度しか時間がとれない。んで、どうしたかっていうと、出張を組みまくったわけです。新幹線の中とかで読書にいそしむ。しばらくはこれで乗り切ってたんですが、出張のネタも無尽蔵にあるわけでなし、やがて行き詰る。困った。どうする?

で、あるとき、気づいたんですわ。家で読めばいいではないかと。そう。なぜか、読書は移動中に限るってルールが出来ててそれに縛られていたんです。ワタシの無意識の中にね。アホみたいな話ですが。

このルールは、誰が決めたわけでもなく、自分で決めたものですね。思い返すと、社会人やってく中の、どっかの時点で、読書を無駄なものって認識した気がするんだな。ワタシは読書が大好きですが、それは昔からそうですが、その一方で、それを無駄なものとして認識した。んで、妥協案として、読書は移動中に限るという奇妙なルールが出来た。移動中なら他にやることないし、効率がいいから。そういうことではないかと思います。

自分の好きなものを、自分で無駄なものと決めて、自分で禁止する?ふつう、ありえないよね?

我ながらアホな話だなあ。んで、悲しい話だよな。過剰に適応するってこういうことかねえ。真剣に気の毒に思うんだ、自分のことをね。休みの日、おウチのソファで寝っころがって本を読む。とても幸せです。やっと手に入れた幸せ。失われた*十年を取り返す。

でも、思うんだけど、実はそういう人って、結構いるのではないかしらん?自分が何者だか知らない。何者って言っても別にむつかしい話ではなくて、何が好きで何が嫌いか。何を気持ちよく感じ何を不快に感じるか。知らない。或いは抑圧している。そんな人たち。ブログ、やってみたらいいのにね。或いはツイッターとか。

結局テキストベースのコミュニケーションツールって、発信するのに”考える”ことを要求するから、それが自分と向き合ういいきっかけになるのだと思う。

逆に言うと普段の生活で如何に”考える”機会がないか、って話でもある。大抵の仕事は思考停止状態でルーチンでやれてしまうんだよ。

ブログやったおかげで、自分の好きなことを思い出し、考える習慣を思い出し、悪しき社会人の呪いが解けた。

そんだけじゃない。ブログをきっかけにして、iPhone買って、ツイッター始めて、色々と個人的なプロジェクトを立てて。読みたい本はどんどん溜まっていく。時間が足りませんなあ。コレは嬉しい悲鳴。

ってわけでブログにはつくづく感謝しているのです。ちゅ。

 

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