« 【書評】アビシニアン 著者:古川日出男 | トップページ | 【書評】貧乏入門 著者:小池龍之介 »

2010年1月14日 (木)

【書評】勝間和代現象を読み解く 著者:日垣隆

勝間和代現象を読み解く読了△。副題は「ビジネス書でヒットを連発!なぜ女性と若者から支持されるのか?勝間ブームの裏側を徹底検証する!」

日垣隆、通称ガッキィ。毎日新聞社の経済誌”エコノミスト”の巻頭コラム”敢闘言”の過激にして切れ味の鋭い論評が面白くて面白くて、当時そのためだけに”エコノミスト”買ってた。ってのはちょっとオーバーですが。ウチのヨメさんも、経済誌なんてまったく縁がなかったのに”敢闘言”だけは毎週楽しみにしてた、っていうくらい。残念ながら2年?程前にガッキーは降りて、もうウチでは”エコノミスト”買ってない。ガッキィ。我が家は結構好きなんです。今でも。

で、この本はウチのヨメさんから、ガッキィの本出てたよーって廻ってきた、”薄い本”ってことで。僅か94頁、字も大きいし、あっと言う間に読めてしまいます。

でも。うーん。どーしちゃったんだガッキィ。中身も薄いじゃないですか。短い中にもスルドイ視点の分析があって、目からウロコ、ってのが持ち味だったはずなのにー。12章に亘って勝間現象を分析していますが、うーん。あんまり目新しくない。なるほど!って膝を打つ感じがない。全然ガッキーらしくないぞ。やっぱり現役を退くと丸くなっちゃったり鈍ったりするんですかねぇ??緊急出版する意味がわかんないな。

もしかするとこれ、出版社が勘違いして外したのかな。ガッキィは過激でケンカっぱやいイメージがあるので、ガッキィ VS 勝間、みたいな図式を期待して依頼した、とかね。でもガッキィは煽りを無視して、全然ケンカになんなかった、と。寧ろそういう下世話なつもりで依頼を掛けてきた出版社をたしなめる為に敢えて受けた。ってことですかね?

考えようによっては勝間叩きと思って買った反勝間のおっさんがガッキィから「いや、この人、まともだし。」って言われて目からウロコ、って図式があるなら、それはそれでガッキィらしい展開なのかもしれない。なるほど。想定している読者層が違うってことですかねえ。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ →ポチっとクリックしていただけると大変ありがたいです。
にほんブログ村

|

« 【書評】アビシニアン 著者:古川日出男 | トップページ | 【書評】貧乏入門 著者:小池龍之介 »

170 ビジネス本」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【書評】勝間和代現象を読み解く 著者:日垣隆:

« 【書評】アビシニアン 著者:古川日出男 | トップページ | 【書評】貧乏入門 著者:小池龍之介 »