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2009年11月23日 (月)

【書評】失われゆく鮨をもとめて 著者:一志治夫

失われゆく鮨をもとめて読了○。著者はノンフィクションライターで、年に50回は鮨屋の暖簾をくぐるという鮨好き。知り合いに紹介され”目黒の店”に出会い、衝撃を受ける。以来目黒に通い詰め、親方、佐藤衛司の鮨に対する情熱に感化され、親方と一緒に理想の鮨ダネを求めて、各地の漁港を取材して廻ることに。取材の過程で明らかになる日本の海の現状。それは即ち失われゆく鮨を見つめる旅である・・・。

鮨、好きなんですぅー。んでもってこの本に出てくる鮨とつまみが、またなんともうまそうなんだよー。なまつばをのみながら読了。ううーむ。これは一度行ってみなければなるまい。本の中では単に”目黒”、”目黒の店”としか書かれておらず、店の名前は伏せてある。一般に知られて人が押しかけると困る、って感じがひしひしと。でも、ネットで調べれば多分、なんとかなるんじゃないかなー。

ってんで調べました。うん、ここですね。間違いない。恐るべしインターネット。

ひとり2万、ってトコですな。おおう。我が家の経済状態ではそうそうお気軽に行くわけにはいかないけど、でも5万とか10万じゃない世界だ。よおし。頑張って稼ぎましょ。

鮨屋の紹介本としてみた場合、完璧です。この本読んだらそりゃだれでもこの店に行きたくなると思いますよ。単においしいって話じゃなくて、その歴史、その情熱、その人柄。こ、これは一度行ってみなければ、って真剣にあせった。逆にノンフィクション或いはルポルタージュとしてみた場合、ちょーっとピントが甘い感じは否めない。でも、ね。これはわざとだろうな、って思いました。ここでガチガチ硬派な告発やってもしかたない、ってゆーか。そんなもの誰も読まないってゆーか。ある意味、この店に行きたくなるように仕向ければ、そこから意識は変わっていく、的な深謀遠慮のもとに、鮨屋の紹介を前面に出しルポを背景に持ってきた、と。どうなんでしょ?

あるいは。東京湾の”赤貝”、鹿嶋の”蛤”、姿を消しつつあるものはたくさんあるけど、その筆頭はこんな気質の”人間”です、ってことですか。うんうん。

とにかく一回行ってみないとな。うちのヨメさんとな。ううむ。このブログがグルメ食べ歩きブログに進化する日は近い・・・(のか?)。

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