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2009年10月11日 (日)

【書評】味方をふやす技術 著者:藤原和博

味方をふやす技術読了○。話題の杉並区立和田中学校前校長藤原和博による、「よのなか」の歩き方シリーズの三冊目。っつっても出版が2002年1月で、校長になったのは2003年だそうですから、この紹介の仕方はちょっと問題あるかな。うーん。考えてみたらワシこの人のことあんまり良く知らないんだよね。よのなか 読んだときも宮台真司がメインだと思ってたし。

味方をふやす技術。え?それは教えて欲しい。っていうストレートなニーズからアマゾンに注文して一気読み。だいだいさあ、アスペルガー的キャラの人間は、当人にその気がなくても敵を作っちゃうもんなんだよね。私の場合、言動についてはそれなりに理性で以って統制が取れていると思っていますが(ホントか?)、挨拶とか視線の合わせ方とかはね、咄嗟にコントロールできない。ごく些細な事なんですが、サラリーマン社会の基準から言うと、「失礼なヤツ」になっちゃったりするわけですよ、これが。あと誰に根回しすべきか、とかも苦手科目だなあ。ま、これは時間を掛ければ理論的に割り出せますけどね。咄嗟で生理的な反応を伴うものが駄目だ。くだらないが、軽く敵を作ってしまう。だから、味方をふやす技術、おーそれそれ探してました!って感じで読んだんですが。

結論から言うと、もの足りない、誇大広告じゃねーか?って感じなんですけど。もっとちゃんと技術として説明してあるものを期待していたので。冷静に考えるとそんなものがあるわけは無いのですが、そういうものを期待してしまう傾向がワタシにはありましてね。はっは。

さて、そんなものはない、ってトコからもう一度見直す。そうすると、ワタシにヒットしたのは、この3点。シンプルすぎて物足りないくらいだけれど、こういうのはすぐに取り出せるようなワンフレーズでないと実用にならないから、これでいいんだ。

・味方をふやすためには、嫌われる覚悟も必要だ。
・ひとりの人間は何人の人間に責任を持てるか。十二人一単位説、家族四人、両親四人を除くとあと四人。
・”愛”というのは自然に起こるものではなくて、”愛すること”を決めること。結婚はその契約の儀式。

本自体の作りとしてはちょっと雑な印象を受けました。無理矢理パッケージした、みたいな。具体的にいうと、
第1章 心を通わせたいなら「ネガティブ・コミュニケーション」で
第3章 愛情について-「愛」を「愛」という言葉以外で語ってみる
は面白かったけど、第2章と第4章はつまらない。ただの水増しコラムに見えますな。

学者或いは文章書きとしては一流ではないが、中にとても体験的で響くものがあるので、信頼しても大丈夫。ってことでよのなかシリーズの1と2も読んでみようと思います。こういうことを教えてくれる人は貴重だ。ワタシみたいな人間にとっては特に。

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