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2009年9月24日 (木)

【書評】書きたいことが書けるライティング術 著者:ケリー伊藤

書きたいことが書けるライティング術読了○。Plain Englishを提唱する著者による、書きたいことが書けるライティング術(まんまやん!)。副題は「日本人の書く英文は何を言いたいのかわからない。その理由をついに解明した。では、どうすればよいのか。英文を英文らしくするシンプルな原則をあなたに。」(な、長い!)

ライティングつながりで読みました。英語と日本語の文章の組み立て方の違いを指摘し、発想をそもそも変えなければならないとした上で、具体的に参考書の英文をPlain Englishで表現しなおした例を示す。また、実際の会社説明(ぴあと東京海上火災)を英文に翻訳するという具体的な事例を示してあり、単なる抽象論でなく、実践に於ける勘所ともいうべきものがわかるようになっています。

惜しむらくは、この薄さです。Plain Englishで書くべしという理念も、英文には英文の発想が必要だという指摘も正しいと思うのですが、挙げてある事例も参考になるのですが、如何せんこの量では理解は出来ても身にはつかない。やっぱりこういうのは知識ではなく体得しないと役に立たないからね。ドリル、練習問題、添削、そういうトレーニングがどうしても必要だけど、それはこの本には入ってない。その意味では概論の域を出てないんですな、この本は。いやそれはそれでいいんですけど、それならそれで、英語教育啓蒙のブックレットとして500円、或いは新書として700円で数を掃くって売り方が正解だったと思うんだが。どーよ?研究社?

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