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2009年5月19日 (火)

【書評】倫理21 著者:柄谷行人

倫理21読了◎。著者が戦争責任について突き詰めて考える中で、責任とは何か、倫理はとは何か、自由とは何か、という問いに行き当たる。カントを手掛かりにこれらの問いに答えていく。

1.自由とは自己原因的で他に原因を持たないことの謂である。
2.道徳とは共同体的規範の謂である。
3.倫理は「自由」という義務に関わる。自由という義務を遂行すること、それが倫理。

原因を認識することと責任を追及することは分けて考えるべきである。言い換えると、同じ一つの事柄は、認識の対象であると同時に倫理的な判断の対象である。

自由であれという自らの命令に従うときに、人は自由になる。社会的・自然的因果性を括弧に入れるということ。

抜き書きだとまるで禅問答ですな。うん。でも面白い。ここんとこずるずる手繰っていくとなんか面白いものがくっついてきそうな予感がするぞ。暫くこっち方面を掘ってみるかなー。

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