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2009年4月27日 (月)

【書評】日本人よ! 著者:イビチャ・オシム

日本人よ!読了○。元サッカー日本代表監督であるオシムが書いた、日本のサッカーの現状と問題点、或いは、サッカーを通じて見た日本社会について。発行は2007年6月。監督就任の一年後、脳梗塞で倒れる半年前。

ウチのヨメさんは大昔からのサッカーファンです。どれくらい昔かというとヨハン・クライフの現役時代からのファン。一方私はスポーツ観戦全般に興味がない。だから、おめーにこの本の本当の面白さがわかるのか、と言われると正直自信はありません。具体的な選手名を挙げて説明してある部分を読んでも今ひとつ臨場感に欠けるからなー。

でも、「サッカーを媒介にした日本人論」或いは「プロから見た日本社会論」として読む分には、必ずしもサッカーを良く知っていなくとも理解できる内容になっています。

本の最初の方に書いてありますが、リスペクトって、re-spect、つまり再び見る=客観的に見る、ってことなんですね。日本語で普通に訳されている「尊敬する」って言葉とはかなりニュアンスが違う。そして客観的に見ることなしに真の尊敬はありえない。

この例を始めとして、明晰で逆説に満ちた様々な説明がとても興味深い。この人に最後まで代表監督を務めて欲しかった、と思うのは私だけ?

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