« 【書評】当たるも八卦の墨色占い 著者:佐藤雅美 | トップページ | 【書評】14歳からの社会学 著者:宮台真司 »

2009年3月31日 (火)

【書評】グローバリズム出づる処の殺人者より 著者:アラヴィンド・アディガ

グローバリズム出づる処の殺人者より読了◎。アメリカからのアウトソーシングで発展著しいインド・バンガロール。現代インドを舞台にした殺人事件が一人称で語られる。

掛け値なしに面白いです。面白さのひとつめ、主人公の意識の変遷がとってもリアルで、どきどきします。一級のサスペンスです。後半、途中で本を置くことが出来ません。

面白さのふたつめ、インドの社会状況が活き活きと描かれています。急速に発展する中で生じた歪み、捻れ、混乱。なまなましいです。

面白さのみっつめ、にも関わらず、全体的にユーモラスです。深刻でない。暗くない。これはつくづく、インドだから、描けた話ですねえ。拍手!

|

« 【書評】当たるも八卦の墨色占い 著者:佐藤雅美 | トップページ | 【書評】14歳からの社会学 著者:宮台真司 »

110 小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【書評】グローバリズム出づる処の殺人者より 著者:アラヴィンド・アディガ:

« 【書評】当たるも八卦の墨色占い 著者:佐藤雅美 | トップページ | 【書評】14歳からの社会学 著者:宮台真司 »