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2009年2月12日 (木)

【書評】生命40億年全史 著者:リチャード・フォーティ

生命40億年全史読了○。原書の副題は「An Unauthorized Biography」。文字通り地球上に生命が誕生してから文明が始まる前までの、40億年(!)の通史。

なんだけど、確かにUnauthorizedと銘打つだけあってですね、例えば、カンブリア紀の海を活写したのとまったく同じタッチで、現代の古生物学者達の生態を描き出したりしています。ほとんどジョークのようなゴシップ記事を含めて。

生命40億年通史であると同時に、古生物学の歴史の概観でもあり。もっと個人的な、著者の同僚、先生、子供時代、もエピソードとして顔を出す。そんなふうに古代と現代、観察されるものと観察する人、がひとつの章の中で入り混じっています。タイトルのつけ方から見て、多分に意図的に、それをやってますね。

そこんトコの面白さを前面に出したほうが売れたんじゃないかなあ。装丁からはお堅い一方の本にしか見えないもんね。

これ読んだらね、三葉虫かなんかの化石が一個欲しくなった。昨日新宿の紀伊国屋の一階の化石屋さん覘いたら一個6800円くらい。うーん。どうしよっかなー。

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コメント

こんにちは、YO-SHIといいます。読書ブログやってます。

この本を、しばらく前に私も読み終わりました。
500ページが長いかどうかは意見が分かれますが、ちょっと苦労しました。
でも、面白かったです。取り上げられる話は幅広く、楽しめました。

投稿: YO-SHI | 2009年2月17日 (火) 10時15分

YO-SHIさん、こんちは。コメントありがとうございます。そうそうそんなにボリュームがあるようには見えないのに、結構ぎっちりと字が詰まっていて読み応えがありましたね。さすが40億年の重みだなー。

投稿: toppo | 2009年2月21日 (土) 13時37分

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» 生命40億年全史 [本読みな暮らし]
 読み応えのある本だった。まぁ490ページが長いか否かはそれぞれの意見があるだろうが、40億年分の歴史を思い入れを交えながら丁寧に記述した物語は、ズシリとした手応えがあった。著者は、大英自然史博物館の主席研究員、英国古生物学会の元会長で三葉虫をこよなく愛している。その著者が持てる知識と情熱を注いだ物語なのだから、読む方もしっかり構えないと受け取れない。... [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 10時16分

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